バイテクセンターにおける新たなかんしょ苗の生産体制について
バイテクセンターにおける新たなかんしょ苗の生産体制について
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茎根腐細菌病の発生防止に対応するため、かんしょ苗の生産体制を下記のとおり、全面的に
見直し、出荷を行っています。 |
| 2.記組織の名称 |
1)対応方針
病気を「持ち込まない」、「出さない」、「広げない」の対策を実施。
(1)持ち込まない対策
・常在菌であるため、土壌消毒実施後、防草シートやベンチ等を設置し、土壌との接触をなくす。
(2)出さない対策
・土耕栽培から、隔離ベッドでの栽培に変更(下図参照)。
・栽培中の農薬に殺菌剤を組み込んだ防除体系に変更。
 
(3)広げない対策
・一定ロットでの植物管理に変更し、ロット管理を徹底。
・栽培中の定期的なモニタリング(取り置き検査等)を実施し、万が一センター内で発生した場合にも、苗出荷を未然に止められる仕組みとする。
・作業管理方法について、ハサミ等の使い回しをしない等のロット毎の管理や作業時のハサミ・くつの消毒の徹底など、きめ細かなリスク管理を取り入れる。
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※具体的な出荷工程
以下の@〜Eの工程を踏まえて、出荷する。
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@出荷前検査
採苗出荷時の毎月1回 ロット(3200本/ベンチ)毎にランダムに抽出した苗を3日間保管し、苗基部を確認する。
確認時、必要に応じて簡易検査並びにPCR検査をおこない健全性を確認。
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A出荷採苗
採苗時のハサミとコンテナはロット毎に管理し、ロット作業毎の定期的な消毒、洗浄を行い、
他のロットとの混用はしない。 |
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B運搬
採苗後の苗は、土との接触を厳禁とし、苗搬出時にもコンテナは地面に置かない。 |
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C基部の洗浄
上水道の流水で苗の基部を洗浄し、その後風乾する。 |
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D保管
バイテクセンター内の貯蔵庫(15℃設定)で保管する。 |
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E出荷
苗の基部を確認しながらコンテナから出荷用段ボールに詰め替えて出荷する。
出荷先までロット毎の管理をおこなうことで追跡可能な体制を構築する。 |
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育苗ハウスの増殖状況

以前の栽培(土耕) 現在の栽培(ポット栽培)

@ 出荷前検査 A出荷採苗(ロット作業毎管理) B運搬

C基部の洗浄 D保管
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